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中高一貫校入学前にしておくべきこと

執筆者の写真: 数強塾|数学|塾|オンライン数強塾|数学|塾|オンライン

中学受験を乗り越え、中高一貫校への入学が決まっておめでとうございます。入学までの期間をどのように過ごすべきか、多くの保護者の方が疑問をお持ちではないでしょうか。ここでは、学習面と生活面から入学前の準備について解説します。

 

学習面での準備

学習習慣の維持が最優先

中学受験を通して身につけた学習習慣を維持することが最も重要です。受験後の開放感から勉強をまったくしなくなる生徒もいますが、せっかく確立した習慣を手放すのはもったいありません。

  • 「勉強するのが当たり前」の状態で入学を迎えることが大切

  • 学習習慣が身についている生徒は必ず成績が伸びる

基礎固めを重視する

多くの中高一貫校では、入学前に先取り学習を求めていません。むしろ基礎固めが大事だと考えられています。

英語の基礎固め

  • アルファベットのスペル(ペンマンシップ)と発音(フォニックス)の練習

  • 小学校では音声中心の英語学習だったが、中学からは文字も重要になる

数学の基礎固め

  • 計算練習を速く正確に行う

  • 中学受験でやりこんでいるはずなので、特別なことは必要ない

読書の習慣

  • 時間にゆとりのあるこの時期だからこそ、興味のままに読書を楽しむ

  • 読解力は全ての教科の礎になる

先取り学習について

先取り学習をしたい場合は、塾や映像授業の活用がおすすめです。特に東大・京大・医学部などの超難関大を目指す場合は、中1から塾で先取り学習を進める人も多いです。

ただし、先取り学習をする際は以下の点に注意しましょう:

  • 学校の授業を疎かにしない

  • 授業についていくこと自体が大学受験対策になっている

  • 基礎力の確立を最優先にする

 

生活面での準備

入学手続きの確認

合格発表後は、入学までの手続きを入念に確認しましょう。

  • 入学金納入期限の確認

  • 「登校日」(合格者説明会)の日程チェック

  • 登校日に行かないと「入学を辞退したもの」とみなされる場合がある

心構えの変化

中高一貫校では、小学校までとは「あたりまえ」の内容が変わります。

  • 自主的に家庭学習に取り組む必要がある

  • 授業の進みが速く、テストも難しい

  • 学校外での自主的な勉強(宿題、テスト勉強、復習)が欠かせない

親子で意識改革を

「中学受験が終われば楽になる」という考えは危険です。中高一貫校では、むしろ継続的な努力が必要になります。

  • 燃え尽き症候群や勉強への反発を防ぐ

  • 親子ともに頭を切り替える準備をする

  • 中高一貫校特有の成績不振(深海魚、中だるみなど)を防ぐ

 

まとめ

中高一貫校入学前の期間は、学習習慣を維持しながらも、受験で頑張った自分へのご褒美として適度に息抜きをする時間にしましょう。基礎固めを中心に、無理のない範囲で準備を進めることが大切です。そして何より、新しい学校生活への期待を胸に、心身ともにリフレッシュして入学式を迎えられるよう心がけましょう。

 
 
 

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